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自民党と国民民主党が所得税の壁を178万円まで引き上げることに合意しました。

しかし、年収665万円の所得制限と住民税を除外したことで当初掲げていた減税額からは大きく後退することとなってしまいました。

個人的には今回の178万円よりも、大学生（厳密には19歳以上23歳未満）の扶養の壁を150万円に引き上げたことの方が功績が大きいと思います（2025/10月より）。

これまでは130万円を超えてしまうと親の扶養から外れて、自分で社会保険に加入しなければならなくなる上に、親の税金も高くなってしまうためほぼ100%守るべき壁でした。

大学生の中には自分でバイトをしながら学費や生活費を稼いでいる方もいるため、この引き上げは大きいでしょう。

もちろん、大学生を多く雇用する飲食店などのサービス業にとっても12月の忙しい時期の働き控えを緩和できるメリットがあります。

さて、これで一旦壁問題は落ち着いたので、早く社会保険料の改革をしてほしいな。

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