FP事務所
ワールドパートナーズ

先週、とあるニュースが出ました。

「ふるさと納税　ポイント付与禁止！」

これについてだいぶネット界隈を騒がせておりますので解説いたします。

• そもそもポイント付与とは？





• これでふるさと納税はオワコンなのか。

では、まずは①そもそもポイント付与とは何なのか。

ふるさと納税されたことがある方で自治体が直で運営するサイトから申込したとか、

自治体の窓口に「ふるさと納税したいんですけど～」と申し出た方はほとんどいないと思うんですね。

恐らく楽天、ふるなび、ふるさとチョイス、Yahoo!、さとふるなどの専用サイトから申込されたと思います。

詳しい方は敢えてそのサイトを選んでいると思いますが、

自治体からもらえる返礼品とは別にサイト独自に付与するポイントがあるんですよね。

例えば～

・楽天　―　楽天カードユーザーは寄付額の最大3～31%還元

・ふるなび　―　寄付額の最大50％相当のふるなびコイン還元

・ふるさとプレミアム　―　寄付額の最大31％相当のAmazonギフト券還元

・ANA　―　1%のマイルが貯まる

・ヤフー　―　5%～のPayPayポイントが貯まる

・au　―　1%のポンタポイントが貯まる

これが返戻品とは別ですから、結構大きいですよね！！

また、寄付をクレジットカードで行った場合にカード会社経由で付くポイントはまた別となります。

が、しかしですね、、、

先程お伝えしたようなポイント付与が2025/10月以降廃止されることなりました！！

なんですが！

逆から見ると、2025/09/30まではポイント付与は残るわけです。

むしろ駆け込みを狙って今後各社がさらなるポイント競争を仕掛けてくるのでは？と思います。

寄付するサイトをなんとなく決めていた　と言う方はこれを機にサイト比較をしてみてみましょう！

では、②2025/10月以降ふるさと納税はオワコンになってしまうのか？

全くそのようなことはありません！

現状そのようなことが話題にも出ていませんが、

３つの制度が大きく変わることがなければメリットは変わらないでしょう。

１　実質自己負担が2,000円であること

２　寄付額の上限3割の返礼品がもらえること

３　寄付限度額が現在と変わらないこと

Ex.　年収500万円、年間の寄付限度額が5万円のケース（５万円は家族構成により異なりますので、５００万円なら５万円ではありません。くわしくはふるさと納税の寄付サイトをご覧ください）

５万円を5つの自治体に1万円ずつ寄付（合計5万円）。

返礼品は、寄付額の30%上限のため、3,000円相当の返礼品がもらえる（合計15,000円）。

その後、

ワンストップ特例制度もしくは確定申告により48,000円が返ってくる（５万円は先に寄付をしているので、つまり自己負担は2,000円）。

簡単に言うと15,000円相当の返礼品を87%割引の2,000円で購入した！

ということです。

いいですよね～

「特に高級肉やフルーツとか興味ないし、、、」と言う方でも、

洗剤・ティッシュ・トイレットペーパーなどの日用品や、家族で行く予定のレジャーチケット等を選択すれば家計費・生活費の節約にもなるのでいいですよね。

現在寄付サイトを通じた二重にオトクな制度は来年９月末なので

しっかりチェックしておきましょう！

たまにユーチューバーやインスタグラマーでも勘違いしている方がいますが、

ふるさと納税は住民税を納税する先を自分で選択できるだけで

税金が安くなる、節税とは違いますからね！

そこは勘違いしないでください。

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