2025年02月10日
「株価暴落について考えよう」
ブログ

さて、トランプ大統領が就任して約20日間が経過しましたが
関税の不透明感から株価はアメリカも日本も停滞しています。
ということで今週は「株価暴落について」考えてみましょう!
2024年の新NISAスタート以降に資産運用(証券投資)を始めた方は
「株価はずっと上がるもの、マイナスになることはない」と思ってしまっている方もいますが、大きな暴落は定期的に起きているのです。
証券投資で大事なことは「使う間近の暴落にどう備えるか」です。
では、過去の大きな暴落出来事を見てみましょう!
〇1987年 ブラックマンデー
下落率34% ・ 回復まで2年間
〇2001年 ITバブル崩壊・同時多発テロ
下落率46% ・ 回復まで6年間
〇2008年 リーマンショック
下落率53% ・ 回復まで5年間
〇2018年 世界同時株安
下落率16% ・ 回復まで1年間
〇2020年 コロナショック
下落率34% ・ 回復まで0.5年間
〇2022年 ウクライナショック
下落率25% ・ 回復まで2年間
〇2024年 令和のブラックマンデー(日本のみ)
下落率12% ・ 回復まで1年間
最近は数年に1回は大きな下落が起きていますね。
例えば合計1,000万円投資して、現在の時価が1,300万円だとします。
そこでウクライナショックが起きた時、資産は975万円まで減ります。
半年後、1年後にその資金を教育費などで使おうと思っていたとしたらどうでしょう。
マイナスで取り崩すのか、なかなか厳しい決断を迫られますよね。
回復するまで2年間ということは、2年間待てば時価が回復するわけですが、
それはあくまで振り返ってみてわかることです。
暴落真っ只中にいるときには何年で回復するのかはわからないのです。
株価暴落のリスクは一括投資のみの話であり、積み立て投資なら関係ない!
というのも間違いです。
それ以降購入する資金については安い株価で買うことができますが、
ここまで貯まっている資金が一時的に減ることは同じです。
「使う間近の暴落にどう備えるか」が大切というのがわかりましたか?
では、どのように対策したら良いのでしょうか。
- 使う(取り崩す)数年前よりスイッチング(運用先変更)を行い、
債券・不動産を多くするなどリスクを抑える。
- 使う数年前より株式・株式投信への投資額を減らし、現金を貯めるもしくは
債券への投資を増やす。
せっかく何年も頑張って積み立て投資を続けてきて、
最後の最後で泣きを見ないようにしましょう!
今年の世界的な株価暴落リスクはなんだろう。
トランプ大統領による大幅関税、、中国のDeep sheek、、ドイツのEU離脱?中国の台湾進攻?
いつ何が起きてもいいように備えておきましょうね!
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