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ワールドパートナーズ

2025年に入り新NISAの投資枠もリセットされました。

積立投資枠（月10万円）は積立での購入しか出来ませんが、

成長投資枠（年間240万円）は積立でも一括投資でも選択できます。

※もちろん特定口座（課税口座）であれば金額関係なく一括投資は可能です！

年間240万円以上余剰資金はあるよ！という方でも

積立で購入したほうが良いのか、一括の方が良いのか過去の実績を見て検証しましょう！

■メリット・デメリット

◎積み立て投資の場合

　〇メリット

　　・大きなお金が無くても少額から投資できる（NISAは月100円～）

　　・株価下落に強い（ドルコスト平均法により平均購入単価が低くなるため）

　　・一括投資と比較して変動が少ない（投資額が少ないため）

　〇デメリット

　　・上昇相場に弱い（平均購入単価が高くなってしまうため）

　　・まとまった投資資金があるのに少額から積み立てする場合、

　　　まだ投資していない資金はインフレ負けしていく。

　　　（Ex. 500万円ある方が月5万円ずつ投資を始めたら、全て投資完了するまで8年以上かかってしまう）

◎一括投資の場合

　〇メリット

　　・上昇相場に強い（投資額が大きいため）

　　・（給与の変動や失業等で）積み立てが継続できなくなっても一括投資なら続けられる

　〇デメリット

　　・下落したときには下落額が大きい

　　・購入タイミングが難しい

■過去の運用成績

メリット・デメリットは上記で理解できたかと思いますが、

過去の運用成績はどうでしょうか。

1998～2024年までの37年間、1月に一括投資した場合と、1～12月まで積み立て投資した場合で年末の運用益を比較したデータがあります。

〇TOPIX (東証株価指数)の場合

　・一括投資の21勝(57%)、積み立て投資の16勝(43%)

〇S&P500の場合

(アメリカの代表的な500銘柄による株価指数)

　・一括投資の27勝(73%)、積み立て投資の10勝(27%)

〇MSCI全世界株式 の場合

(先進国23か国と新興国24か国の株式時価総額85%へ投資。話題のオルカンってやつですね)

　・一括投資の24勝(65%)、積み立て投資の13勝(35%)

ちなみに！

2024年の単年度で言うと、、

〇日経平均株価

　　　・積立　　　　―　104%

　　　・一括投資　―　119%

〇S&P500

　　　・積立　　　　―　109%

　　　・一括投資　―　124%

あくまで統計的な話で言えば一括投資の方が優位性高いですね！

なぜかと言うと短期の変動はあっても中長期で見れば株価が上がっているためです。

だからこそ、日本株（TOPIX）よりもアメリカ（S&P500）や全世界株式の方が一括投資の勝率が高いのです。

■選び方

・過度な変動が怖い！大きな利益を狙うよりもコツコツ殖えれば良い

という方は積立を選びましょう！

・長い目で考えているので短期的な変動は気にしない！

より高い利益を目指したい！という方は一括投資を選びましょう！

もちろん組み合わせするのもＯＫです。

その他、余剰資金の金額、今後の運用目的等を踏まえて決めましょう！