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2024年10月28日

IPO投資について

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さて、昨日東京メトロ社が久しぶりの大型銘柄として東証プライム市場に上場しましたので、今日は株式投資のIPO(新規公開株)投資についてお話します。





IPO投資とは、新規で株式を公開する企業の株を持っておけば





上場した時に株価が上がり、大きな利益を得られる!と一般的には





言われていて、多くの方が購入の権利を狙っています。





限られた購入の権利を得るため、使わないのにわざわざたくさんの証券会社の口座を開いたり、担当者と関係を築いたりして枠を紹介してもらおうと頑張る方も多いのです。





では、本当にここ最近もIPO投資は儲かっているのか。





大型株の株価を見てみましょう!





〇日本郵政





・公募価格 1,400円(上場前での購入)





・2015/11/04上場時初値 1,631円





・2024/10/24時点 1,377円





IPOで購入していないと、上場後に買った方はずっとマイナスですね。。





〇ソフトバンクグループ





・公募価格 1,500円(上場前での購入)





・2018/12/19上場時初値 1,463円





・2024/10/24時点 8,774円





上場後にがっかりしてしまったと思いますが、





6年持っていたら6倍弱ぐらいになりましたね!





〇東京メトロ





・公募価格 1,200円(上場前での購入)





・2018/12/19上場時初値 1,630円





・2024/10/24時点 1,705円





スタートはいい感じですね!





今後は他の鉄道会社と比較して鉄道事業の売上比率が高いため(90%)、





他の売り上げの柱を作っていけるかどうか。





路線は東京23区と立地が良いため、不動産事業・広告事業など伸びしろは大きいでしょう。





今後NISA口座でも購入できるようになるため(成長投資枠)、興味ある方は買ってみましょう!





1株から購入できるのはいいですね。





対して、、、





一番大きいプライム市場ではなく、規模の小さめなスタンダードやグロース市場はどうでしょうか。





もちろん全ての会社では無いですが、





上場時の株価が一番高く、そこからずっと奮わない企業が多いのが実態です。





Ex.





隙間バイトのタイミー





・公募価格 1,450円(上場前での購入)





・2024/07/26上場時初値 1,850円





・2024/10/24時点 1,043円





上場後の株価を上回れない理由として挙げられるのは、上場をすることが経営者のゴールになっているケースが多いようです。





上場すると経営者が保有する株式の時価が数億円にはなるため、





そこで満足して会社の成長を目指すマインドを失ったりとか。





日本の株式市場は上場する基準が他の先進国に比べて低い事も原因にあると言われています。





IPO投資や、上場銘柄を購入してみたい!と言う方はプライム市場に上場する大きい銘柄を購入しておく方が無難かもしれませんね。





証券会社の営業マンからIPO買いませんか?みたいな営業が来たら、





それだけで食いつかないように注意しましょう!


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