FP事務所
ワールドパートナーズ

アメリカも日本も選挙は株価にとっては「買い」と言われています。

恐らくこれから何が起きるだろう、

何か起きるのではないだろうか、

新しい事が起きそうだ！という期待感から株価は上がる！と思われているのでしょう。

では、本当にそうなのでしょうか。

まずは9/12告示、9/27投開票に迫っている自民党総裁選についてです。

自民党総裁＝首相・内閣総理大臣を決める選挙であること、

いわゆる派閥が消滅して初めての総裁選のため注目度が高まっています。

2001年4月（森首相から小泉首相へ）から2021年9月(菅首相から岸田首相へ)まで自民党総裁が代わってから３か月後までの日経平均騰落率を調べたデータがあります。

５勝７敗で、平均年利はマイナス２％でした。

新総裁になった期待感と株価は連動しないようです。

ただし今回は脱派閥の総裁選であり、日本経済自体も大きな転換点にあります。

新総裁が株価・円安・日銀の利上げ・インフレ対策・電気やガスなどのエネルギーにどのような対策を取るかによって大きく変わりそうですね！

（つまり今回はわからないw）

次に衆議院の解散総選挙についてです。

9/27に自民党の新総裁・首相が決まるため、11月辺りに解散党選挙が行われる可能性が高いと言われています。

2000/6月の森政権の解散から2021/10月の岸田政権の解散までを調べたデータがあります。

衆議院議員解散から選挙当日までは7勝1敗で平均年利5%上昇！

選挙当日から３か月後までは4勝4敗で平均年利6%上昇！でした。

自民党総裁選よりは衆議院議員の解散総選挙の方が期待できますね～

まあ、これは短期的な話なので長期投資の方、積み立て投資の方は気にせず忘れて継続しましょう！