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今日は「児童手当の改正」についてお話します。

岸田政権における（自称）異次元の少子化対策の目玉である児童手当改正が10月から始まるのでご説明しますね。

現在、児童手当はお子様が3歳未満の場合は月15,000円、

3歳以上～中学生終了まで月10,000円がもらえます。

（※第3子以降は小学生終了まで月15,000円）

今回の改正のポイントは４点です。

• 所得制限の撤廃

現在、年収960万円以上1,200万円未満の方は所得制限として月5,000円に減額されています。

また、年収1,200万円以上の方は現在０円となっています。

今回の改正では所得制限は撤廃されることになりました。

• 支給期間延長

現在、中学校卒業までとなっている支給期間が高校卒業(18歳)の3月まで延長されることになりました。

• 第3子以降増額

第3子以降は現在小学生終了まで月15,000円でしたが、

こちらが月3万円に増額されます。

「支給期間も延長されるし、高校卒業まで月3万円もらえるの？」

と思われるかもしれませんがそうではないのがケチ臭いところです。

なぜか第１子が高校卒業の3月を過ぎてしまうと第1子は子供としてカウントされなくなり、第2子が第1子、第3子は第2子の扱いに変わってしまうのです。

例えば６、３、０歳という３歳違いの３兄弟姉妹がいたとします。

第１子が１８歳を超えて１９歳の歳になるときには兄弟は１６歳、１３歳の歳です。

１３歳の第３子は、なぜか計算上は第２子という扱いになってしまい、

１３～１８歳は児童手当も月３万円から月１万円に減ってしまうのです。

第１子と第３子の年齢が離れていればいるほど、３万円もらえる期間は少ないという事です。

ネット界隈ではだいぶ意味がわからん！！と叫ばれていましたが、

結局こちらは変わりませんでした。

• 支払い回数変更

現在、児童手当は年３回振り込まれていますが、

こちらは偶数月の年６回に変更されます。

改正された金額での初回は１０、１１月分が１２月に振り込まれます。

少子化対策の「目玉」ですが、皆さんいかがでしょうか？

既にお子さんがいらっしゃる方はそれならもう１人！と思えましたか？

これから結婚を考える方は、子供ができても安心だなと思えましたか？

こちらの児童手当改正が検討されている段階では、

第１子が月15,000円、第2子が月30,000円、第3子が月60,000円と検討されていたためだいぶケチ臭くなりましたよね。。

やはり国の重鎮さんたちは少子化対策にはあまり本気ではないんだなと思いますね。

それなのに子育て支援金という少子化対策増税が待っているなんて、、、

「異次元」でこの程度なので、やはり子供の教育費は自分で頑張って貯めましょう！

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