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2024年06月10日

不動産業界の両手仲介とは?

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今日は「不動産の両手仲介の実態」についてお話します。





ここ3年で不動産価格が上がり、売却される方も増えているため





注意事項・警笛と言う意味でもお伝えできればと思います。





皆さんは不動産(主に居住用の戸建てやマンション)を売却しようと思ったとき、





どこの不動産会社に依頼しますか?





なんとなく大手不動産会社が安心で、





売却先も早く見つけてくれるのではないかと思いませんか?





では、ネットで「不動産会社 両手仲介比率」と検索してみてください。





大手でも%が高い会社と低い会社がありますが、これは何でしょうか。





不動産の仲介手数料というのものがどういう仕組みになっているかご説明しますね。





不動産の取引には、不動産会社が間に入る仲介取引と、不動産会社が現在保有している物件を直接購入する売買取引があります。





居住用の戸建てやマンションの売買の場合はほぼ仲介取引となりますが、





実は仲介の場合は不動産会社がもらえる報酬は法律で決まっているのです。





例えばあなたが売却を依頼した不動産会社Aは、売却が成功した場合には売却価格×3%+6万円(税抜)の仲介手数料を受け取ることができます(あなたが支払うもの)。





4,000万円の物件であれば約138万円です!





これを不動産業界では片手取引と言います。





では、両手取引は何かと言うと、このA社が自分で買手も見つけると





買手側からも仲介手数料約138万円をもらえるわけです!!





片手取引(売却先だけ見つける)で138万円なのか、両手取引(売却先も購入者も両方見つける)で276万円なのかで受け取れる手数料が全然違いますよね!





金額が低い物件であれば片手も両手もあまり変わりませんが、





1億円の物件であれば片手336万円、両手なら672万円とその差も大きくなります!





では、この両手取引は何か問題なのでしょうか。





もちろん両手取引は違法ではありませんが、両手比率が高い会社に依頼するということはこのようなリスクがあります。





Ex. 田中さんは自宅マンションの売却仲介を不動産会社Aに依頼した。





  ↓





不動産会社BがSUUMOとかのサイトを見てTELしてきます





「うちのお客様で興味がある方がいますが、内見可能でしょうか?」





すると不動産会社Aは、、、





「あ~その物件は既に申込入ってしまっていますね」と断る。





  ↓





10分後、、、





Cさん個人がSUUMOを見て不動産会社Aに問い合わせ





「サイトを見たのですが、内見可能でしょうか?」





不動産会社A





「はい、内見可能ですよ!」





あれ??





なぜこういう対応をするのでしょうか。





不動産会社Bから購入者を紹介となってしまうと、買い手側の仲介手数料は取られてしまいますが、個人客からの問い合わせであればそちらからも仲介手数料がもらえるからです(両手)。





え、そんなことやっているの一部の悪い会社だけでしょ!?と思うかもしれませんが、





それでしたら両手仲介比率の差はどう説明しますか?





なんて不誠実な会社だ!!!という見方もできれば、





ビジネスなんだから2倍の手数料を目指すのは当たり前だ!!とも言えます。





法律を犯しているわけではない以上それがいいか悪いかではなく、





あなたが早く売却したいのなら





両手仲介比率が低い会社を選ぶということも選択肢の1つです。





ただし、大手の方が集客力として内見の人数が多くなるかもというメリットもあります。





上記を踏まえて最終的にあなたがどちらを選ぶかですね。

















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