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先週は円相場が一時34年振りの160円台に乗りました。

するとそれを抑え込むように財務省が為替介入を行い、一時的に154円台に戻るという波乱のGWでした。

円安は輸入物価の上昇・インフレに直結するため、

今週はわかっているようで難しい「インフレ」について再確認しておきましょう！

• インフレとは？





• インフレは良い事？悪い事？





• インフレになるとお金の価値はどうなる？





• インフレ対策は？

と言った流れで見ていきます。

• インフレとは？

インフレとは簡単に言うと「物の値段が上がること」であり、

それを数値で表したものが消費者物価指数（通称インフレ率）です。

何の値段？という疑問を持たれると思いますが、

2020年の基準では家賃、食料品、日用品、家電製品、授業料、クリーニング代、映画鑑賞代、携帯電話代など全582品目の値段を所定の計算式によって算出します。

そして前年同月比何％上がったか、下がったかを発表しています。

ここ数年、食料品も調味料もティッシュも電気代もガス代もガソリン代もホテル代も外食費もなんでもかんでも上がっていますよね。。

ちなみに2022年は年2.5%、2023年は年3.2%、2024年3月は2.6%です。

• インフレは良い事？悪い事？

物価が上昇しているという事だけ見ると私たちの生活にとっては大きなマイナスですよね。

では、なぜ日本を始め多くの先進国はインフレ率２％を目指しているのでしょうか。

それは、インフレ・物価が上がる　→　企業の売上・利益が上がる　→　従業員の給料・ボーナスが上がる　→　消費・レジャーにお金を使う　→　さらに企業の売上・利益が上がる　という循環が起こるようになるからです。

ちなみに日本は現在「従業員の給料・ボーナスが上がる」という段階ですが、

まだ一部の大企業が中心であり、国民全体に行き渡るには道半ばの状況です。

そのため、株価上昇！とか、給料アップ！なんていうニュースが溢れていても消費が伸びていないのです。

• インフレになるとお金の価値はどうなる？

例えば2％の物価上昇が毎年続いたとします。

そうすると現在1万円の物は10年後には11,800円、20年後には13,300円、30年後には14,500円まで値上がりしているのです。

生活費に置き換えると、

月30万円の生活費は10年後には月35.4万円になり、20年後には月39.9万円、30年後には月43.5万円に支出が上がってしまうのです。

お金の価値が下がる、、という見方で見ると、

現在の1万円は10年後には8,200円、20年後には6,700円、30年後には5,500円になってしまいます。

• インフレ対策は？

皆さん、何か資産運用をして100万円が10年後に80万円に減っていたらどう思いますか？

それは絶対嫌です！！という方に限って、毎年お金の価値が下がっていることには何とも思わない？気づかない？んですよね。。

お金を殖やしたい！とまでは思わなくても、お金の価値を減らしたくなければ

最低限「インフレ率と同じだけの運用利回り」を得られる資産運用をしましょう！ということです。

ちなみにインフレ対策になる資産は株式・外貨・不動産・金です。

とりあえず今日はインフレの話なのでここまで！

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