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2024年03月11日

マンションの耐震基準

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本日は「耐震」についてお話したいと思います。





耐震基準についてはまず、いつ建築されたかが重要になり3段階に分かれます。






  •  1980年より前




  •  1981~2000年




  •   2001年以降






  • は通称旧耐震基準と言い、一番危険なゾーンになります。





添付の比較表をご覧頂くとわかるように、直下型地震である阪神淡路大震災では特に損壊が多くなっています。





危険性は鉄筋コンクリートのマンションでも同様です。





この旧耐震基準が危険であるということはご自宅購入を検討された方を中心に浸透されてきてはいるでしょう。





しかし、ここ最近問題になっているのはグレーゾーン耐震と言われる②です。





1981年に建築基準法を改正したにも関わらず、阪神淡路大震災では半壊・全壊した戸建てが数多くありました。





そのため、2000年6月に補強金物の規定、バランスの規定、基礎の規定などの弱点を補った改正建築基準法が施行されたのです。





従って、1981~2000年建築の物件は新耐震基準の建物でも地震に弱い可能性がありますので気を付けましょう!





ちなみにグレーゾーン問題は主に木造戸建てに対する話であり、マンションは1981年以降に建築されているものであれば耐震基準は同じですのでご安心ください。





もちろん私も全ての物件を把握しているわけではありませんが、





多くは「ピロティ構造」と言い、1Fが駐車場になっており、柱の数が少ない物件が多いようです(大きな地震の揺れに細い柱が耐えられなくなり1Fが潰れてしまう)。





築年数の進んだ中古マンションを購入する際にはピロティ構造は避けた方が良いでしょう。





あと、ここ最近新しいマンションですと「制振・免震」という文言も聞いたことがあるでしょう。





縦揺れなのか、横揺れなのか、コストはどうなのか、メンテナンスはどうなのかなど





見方によってメリット・デメリットは分かれますが、





一般的に地震に対する強さでは耐震構造>制振構造>免震構造 の順となります。





免震は大規模タワーマンションや大学病院、公共施設、大きなオフィスビルなどで使われるケースが多いですね。





私たちが生きている間に首都直下型地震も南海トラフ地震もいつ起きてもおかしくないと言われています。





自宅を購入する際も、賃貸で引っ越しをする際にも物件の耐震については事前にチェックしておきたいですね!

















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