2019年03月25日
コストの重要性
ブログ

さて、今週は「資産運用(投資信託)のコストについて」です。
先日ご相談に来た方はとある証券会社を通じて
ラップ口座(SMA、ファンドラップなどとも言う)で運用していましたが
全然プラスにならないと嘆いていました(^_^;)。
ラップ口座とは最低300万円以上を銀行や証券会社に預けて、
資産形成の配分や保全などを一任する制度です。
銀行や証券会社のプロの担当者に運用を委託できます!と言うのがキャッチフレーズでもありますが、投資信託の信託報酬とは別に年間2%程度の委託料がかかります。
そこをあまり分かっておらず、プロに任せるから大丈夫!と言うことだけで
簡単に始めてしまう方も多いです。
アメリカの著名投資家として有名なウォーレンバフェット氏もコスト意識の大切さを投資家に伝えています。
今や世界全体に投資するインデックス型投資信託で保有コスト(信託報酬)が年間0.2%程度のものが数多く出ています。
対して、日経平均などの指数を上回る%を目指すアクティブ型の平均は1.7%もあります(ちなみに日本の手数料はアメリカの約3倍と言われています)。
仮に1990年から約30年間100万円を日本を除く世界株式に投資したとすると、
なんと270万円もの差になります!💦
270万円って結構大きいですよね。。。
もちろんアクティブ型の全てが悪いわけではなく、
ずっと高い%を出しているファンドもあります。
ただ、こんなデータもあります。
「2018年末までの15年間で見てアメリカ株アクティブ型投資信託の9割が
インデックスを下回っている」
皆さんは自分で良いアクティブファンドを選ぶことができますか?
なかなか難しいですよね、、、
であれば、無難にインデックスを選んでおくのがいいのでは?
バフェットさんもご自身の妻への遺言に「遺産の9割はS&P500に連動するインデックス型投資信託で運用しなさい」と言ってます。
なんだか難しい言葉が出て来てわからない、、、と言う方は聞いてくださいね!
では、また来週!✋